HAI ROBOTICSは、自律型ケースハンドリングロボットシステム（ACRシステム）のリーディング企業として、サプライチェーン、製造、流通業界の主要な見本市であるMODEX 2020で、新しいHAIPICKシステム（以前はKUBOと呼ばれていました）とソリューションを展示します。 2020年3月9〜12日、米国アトランタで開催。

ブース＃1624、MODEX 2020でのHAIPICKのライブデモンストレーションで、HAI ROBOTICSは、ロボット技術とAIアルゴリズムを実際に使用して、効率を改善し、コストを削減する倉庫自動化ソリューションをクライアントに提供する方法を説明します。

自律型ケースハンドリングロボットシステムHAIPICK

自律型ケースハンドリングロボットシステム（ACRシステム）HAIPICKを導入することにより、HAI ROBOTICSはロボット工学のまったく新しい概念を倉庫の自動化にもたらします。自動化された輸送、検索、保管、および仕分けを備えたこの革新的なシステムは、倉庫の自動化を新しいレベルに引き上げ、倉庫保管における「ケースツーパーソン」ソリューションを提供します。

市場の他のAGVと比べ、HAIPICKは、作業効率を高めるために、オーダーに要求される商品をより高い精度でピッキングします。 2015年から現在に至るまで、HAIPICKシステムは、顧客ポートフォリオが拡大し続ける以来第4世代（HAIPICK A42）にアップグレードされました。

HAIPICKシステムは、HAIPICKロボット、多機能ワークステーション、インテリジェント充電ステーション、ストレージユニット、およびHAIQソフトウェアプラットフォームで構成されています。 HAIPICKロボットは、HAIQのスケジュールに基づいて、ワークステーションへケース単位でオーダーされたケースを搬送します。 ±3mmの制御精度、最大8ケースの運搬能力、1.8m / sの移動速度、インテリジェントな充電…HAIPICKロボットのこれらの機能により、倉庫は柔軟かつ効率的に稼働し続けます。従来のピッキングプロセスと比べ、HAIPICKシステムは作業者の徒歩と探し時間を不要にし、作業効率を3〜4倍向上させます。4メートルの棚をサポートするため倉庫の保管密度を最大180％上げます。

スーパーブレインHAIQ

HAIQは、HAI ROBOTICSが提供する自動倉庫システムのインテリジェントな頭脳です。クライアントのビジネス管理システムに接続し、日常の運用とデータ分析の可視化をサポートします。強化学習と深層学習に基づいて、HAIQは最適化されたスケジューリングを支援し、最大600台のロボットおよびその他の機器をリアルタイムで監視し、誤動作を事前に警告します。

最適化された運用プロセス

HAIPICKシステムは、業務プロセスを最適化する2つのインタラクション手法をMODEX2020で展示します。従来の「人から物」ではなく、「物から人」にするために、倉庫内の作業者と対話するための手動ワークステーションを用意しました。作業員は、HAIPICKロボットのトレイにトート/ビンを簡単に入れ、残りの作業をロボットに任せて、入庫プロセスを終了することができます。出庫プロセスでは、HAIPICKロボットが正確に商品を回収し、作業員が商品を選んで仕分けする手動のワークステーションに移動させて、Put-to-Lightシステムにします。このインタラクティブな方法は、 Goods-to-Person ソリューションで広く使われており、作業員の作業負荷を軽減し、作業効率を最大限に高めます。

HAIPICKシステムはさまざまな倉庫設備と相互作用することができ、コンベアシステムはその1つです。コンベアワークステーションは製造ケースにあわせ、Smart In-plant Logistics Solutionに実装されています。 HAIPICKロボットは、オーダーに従って、コンベアシステムからトート/カートンを自動でピックプットできます。この方法は、作業者とロボットの間にバッファを提供し、ピッキングプロセスでの両側の待機時間を短縮します。また、倉庫と生産ラインの境界を越えながら、リアルタイムで柔軟な運用プロセスを実現できます。

多層鋼プラットフォームソリューション

HAIPICKシステムに基づいて、HAI ROBOTICSは高層倉庫および工場向けの多層鋼プラットフォームソリューションを提供します。このソリューションでは、スチールフラットフォームを使用した多層構造です。商品はHAIPICKロボットとホイスターで取り扱うことができます。したがって、倉庫のスペースを最大限に活用できます。 MODEX2020で、HAIPICKはその安定性を示すためにスチールプラットフォームでのライブを実演します。このソリューションは、低い建設コスト、短いROIと高いストレージ密度を実現できます。