HaiPick System3は高い柔軟性と拡張性により、倉庫内の空間を最大限に活用し、運用効率を大きく向上させる最先端のオールインワン物流システムです。
ハイロボティクスが業界のパイオニアとして開発を続ける、自動ケースハンドリングロボット「ACR」に加え、自律走行搬送ロボット「AGV」によって実現する超近代的な物流システムは、全ての企業が望む「効率化」「コスト削減」「データ分析の一元化・デジタル化」そして消費者のニーズに合わせた効率的な物流を実現します。
HaiPick System3の誕生のきっかけには近年の社会的背景があります。
少子高齢化による人材不足、物流量の増加、大量生産による在庫過多、この問題に対応するには物流倉庫を少ない人員でいかに効率よく可動させるかがカギになります。従来の自動倉庫でも効率化は可能でした。しかし、加速する需要に対応すべく一歩先へ行く「効率化」を実現するために誕生したのが「HaiPick System3」です。
- チェーン・ピック・テクノロジーにより、最大5列までのトートが保管可能
- 1平方メートルあたり最大50トートが保管可能
※1 チェーン・ピック・テクノロジーとは
専用トート間をフックでつなぐ構造で、ACRに備えたグラップルフックで、トートを次々と素早く引っ張り出す仕組み。
- 手動ピッキングと比較するとワークステーションの効率がピーク時で3~6倍向上
- ACRとAGVテクノロジーをシームレスに統合
- 1,000台以上のロボットが同一施設内で共同作業可能
- B2BおよびB2Cの製品やサービスプロバイダーに適用可能
- 倉庫のストレージ容量を簡単に増やすことが可能
- ヒートマッピング技術による最適なロケーション管理
- CE/NRTL 認定コンポーネント
- 人間工学に基づいた設計で操作性が向上
- 世界初のグラップリングフック技術
- チェーン・ピック・テクノロジーにより最大5列までトートが保管可能
- 最大10mの高さでのピッキングが可能
- トート間距離を45mmまで縮小
- ピッキング・アンド・プレイス効率が最大30%向上
- リフティング速度が2倍に向上
- 一度に9つのトートを搬送可能
- 高さ10mまでの施設に対応可能
- CE/NRTL認証
HaiPick System3の最大の特徴は、新たに高速搬送AGV 「K50」がラインナップに加わったことです。K50は業界でもトップクラスの搬送速度を誇るAGVで、コンパクトな機体と機敏な操縦性を持ち、施設内を自由に移動することでスムーズでムラのない出荷ワークフローを実現します。
- 人間工学に基づいたク0.75mの最大ジャッキ高
- 10,000回以上のライフサイクルを可能にするリチウムバッテリー
- 最長10年のバッテリー寿命
- 急速充電(10分間の充電でAGVを2.5時間駆動可能)
- LiDARリモートスキャン
- CE/NRTL認証
当社の高速搬送AGVは、ラックの下に待機しステーションへトートを搬送します。
まるでバックパックを背負うように、2本のクレードルフォークでトートを下から固定します。
AGVがトートを運び、デスクトップ・ワークステーションのオペレーターがピッキングしやすい高さまでトートを上昇させます。
HaiPick System3の普及によってサプライチェーンの最適化、オペレーションパフォーマンスの向上、コスト削減などの付加価値を提供し、目標を上回る結果が発揮できるよう全力でサポートいたします。
「自動倉庫は導入済みだがさらなる効率化を図りたい」「未来へ向けて先行投資を行いたい」お客様はお気軽にご相談ください。