HAI ROBOTICSとANTAが倉庫自動化の3つ目のプロジェクトを開始
HAI ROBOTICSは、スポーツウエアの大手ANTAと過去2件のプロジェクトに続き、3つ目の自動化倉庫の事業締結に取り組んでいます。HAI ROBOTICSはANTAから今回の最新プロジェクトの受注を加え、フットウエアおよびアパレル市場で進行中の多数のプロジェクトにより、この分野で確固としたサプライヤーとなりました。
倉庫物流向けの自律型ケースハンドリングロボット(ACR)システムのグローバルパイオニアであるHAI ROBOTICS と大手スポーツウエアブランドであるANTAが中国南部で新しいプロジェクトを開始し、自律型ロボットメーカーの最先端自律型tote-to-personソリューションによりANTAが急増の注文に対応できるように支援する。
4月に広東省仏山市にあるANTAの新しい倉庫で開始されるこの新プロジェクトは、両社の3つ目の共同プロジェクトとなり、HAI ROBOTICSが、特にフットウェアとアパレル分野における倉庫自動化の分野で継続的に成功を収めています。
HAI ROBOTICSのACRシステムを使用することで、高さ9mの倉庫の保管密度は30,240ロケーションとなり、1日の処理量は128,000個に達すると予想されています。
ANTAは北京冬季五輪とパラリンピックの公式スポンサーとして、取引の急増を見込んでおり、倉庫物流が強く圧迫されています。
「ANTAとHAI ROBOTICSはスマート倉庫保管(ウエアハウジング)の野心を共有しており、HAI ROBOTICSを重要な長期的パートナーと見なしている」とANTA GroupのChen Jiancong物流担当ゼネラルマネジャーは、中国南東部の福建省晋江の本社で22日開催された同グループの物流パートナーシップ会議でこう語りました。
HAI ROBOTICSのRichie Chen創設者兼最高経営責任者(CEO)はANTAをよりきめ細かいサービスを受けることができる重要なグローバルクライアントのトップ10に指名していることを明らかにしました。「われわれ両社は共に、フットウエアとアパレルの倉庫部門にとってより困難なシナリオに対処し、お客様により多くの付加価値をもたらすためにイノベーションを続けていく」と語りました。
HAI ROBOTICSは、一流のフットウエアとアパレルのブランド向けの数十のプロジェクトを進んでいる実績を持ち、Hurun Research Instituteにより2021年のランキングで世界的なAIユニコーン企業にランクインしました。
同社は、火曜日の会議で、ACRシステムによるサプライチェーンの効率化が評価され、Antaから最優秀戦略サプライヤー賞を授与されました。
継続する成功
HAI ROBOTICSのACRシステムは、2021年4月に中国南西部の四川省成都にあるANTAの倉庫に初めて展開されました。
25台のカスタマイズされたHAIPICKロボットがケースのピッキングとコンベア、ワークステーションまでの搬送、商品から人へ(goods-to-person)ピッキングを実現し、高さ5.7mの倉庫の保管密度が大幅に増加させ、最大27,600のロケーションを提供しました。 1日あたり最大80,000出荷オーダーを処理できます。
以前の倉庫が低いピッキング精度で数万SKUを処理できるため倉庫を手狭にしましたが、今では1200の実店舗から、週に6万ピースの出庫量を供給しています。
大幅な効率向上を受けて、ANTAはそのわずか3か月後にHAI ROBOTICSによる2番目の倉庫自動化プロジェクトに着手することになりました。
より大規模なロボットが晋江の3500㎡の倉庫に配備されました。高さ5.7mの倉庫内に11段の棚を再設計することにより、このプロジェクトは約2万のロケーションを提供しています。倉庫は、自動荷積み・荷降ろし機であるHAIPORTを搭載したワークステーションを使用して、1日あたり20万個の出荷能力を実現できました。
HAI ROBOTICSについて
自律型ケースハンドリングロボット(ACR)システムの先駆者であるHAI ROBOTICSは、ロボット工学技術とAIアルゴリズムを通じて、効率的でインテリジェント、柔軟でカスタマイズされた倉庫自動化ソリューションの提供にコミットしています。同社は、各工場や物流倉庫の価値を創造することを目指しています。
2015年に独自に開発したHAIPICK ACRシステムは、この分野で世界初のシステムである。 2016年に設立され、中国の深センに本社を置くHAIROBOTICSは、香港特別行政区、日本、シンガポール、米国、英国、オランダに6つの子会社を設立し、30以上の国と地域のお客様にサービスを提供している。 1300人を超えるスタッフを擁する同社は、ポジショニング、ロボット制御、倉庫管理などの中核的な知的財産について600を超えるグローバル特許を取得しています。